両陛下御徒歩で御文庫にお帰りの御供をする。花蔭亭通用門前で例の大里ふさ女史の率いるのとの勤労奉仕団に賜謁、大里女史は段々に感激して例により土下座して「何卒お身体を御大切に遊ばしますよう、私どもはお上お一方を力に生きているのでございますから…
十一時過に片山総理拝謁、辞表捧呈、一時間ほどかかる。とうとうこの内閣ものたれ死にをして了った。宮内府に対して無理解な干渉をしたものの当然の末路であろう。 * 「無理解な干渉」とは片山哲は宮内府を他と同じように総理庁外局とし宮内庁としたこと、…
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